本ページはプロモーションが含まれています。
その他

トリリオンゲーム5巻の感想※プチプチランドで全員年俸3000万円

トリリオンゲーム5巻の感想

トリリオンゲーム5巻です。

4巻では、ゴップロ買収のため、ハルが独断で、ゲーム開発費を使ったことで、ガクとハルの間に亀裂が入ります。

桜らゲーム開発陣の気持ちを考えて、ハルにケンカをふっかけることになったガク。

ただ、桜には、面白いゲームを作る情熱はあっても、当てる才能がない。

お金を生むゲーム作家を探し、ハルをだまらせるため、ガクはワルになりました。

それが功を奏し、ゲーム作家の蛇島を手に入れた株式会社トリリオンゲーム。

5巻は、ソシャゲ編のクライマックス。

お金持ちへの階段を駆け上がります。

トリリオンゲーム5巻の基本情報

漫画名トリリオンゲーム 5巻
発売日2022/10/28
原作稲垣理一郎
作画池上遼一
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスペリオール

目次

第32話 ハル無双
第33話 生贄はいるか
第34話 ITの盃
第35話 MILLION POWER
第36話 頂きよりも空を見て
第37話 勝利の報酬
第38話 報酬の栄冠Y
第39話 栄冠の対価

トリリオンゲーム5巻の感想

無敵のメディア帝国

ゴップロを手に入れたハルは、無敵のメディア帝国を手に入れるため、動きます。

ハルが狙うのは、ゴップロを大きくすることではなく、芸能界と仲良くすること。

芸能界の半分を束ねる皇工業に近づきます。

第32話のタイトルがハル無双なのですが、まさに、ハルの無双の活躍が見れます。

コミュニケーション能力が神のハル。

口から出まかせ、いろんな策を弄します。

ミッション・インポッシブルのトム・クルーズ、スパイのような活躍です。

証券担保ローン

ゲーム作家の蛇島が仲間になったのは良いものの、ゴップロ買収に全額使ったので、トリリオンゲームには金がありません。

起死回生の案として、社長の凛々は、証券担保ローンを使い、ゴップロの株を担保に、融資を受けます。

多額の融資を受けることには、成功しますが、証券担保ローンにはリスクが・・・。

そのリスクをドラゴンバンクに狙われます。

トリリオンゲームがうまくいくと、ドラゴンバンクがちょっかいをかけてきます。

でも、それを助けるのは、やっぱりハル。

半沢直樹にもありましたが、株価がかかった場面は熱いです。

全ての画(え)を書いていたハルはすごいです。

ソシャゲ「プチプチランド」サービススタート

紆余曲折ありましたが、トリリオンゲームのソシャゲ「プチプチランド」が。8月8日(プチプチの日)に正式サービススタートとなります。

でも、ここにもドラゴンバンクのちょっかい。

8月7日に同じようなサービスをリリース、大量の広告で、出鼻をくじかれます。

でも、ここでキーになるのがメディア帝国。

ゴップロのヒムロら芸能人が面白さを伝えたことで、人気に火が付きます。

ゴップロ買収の件で、亀裂が入ったハルとガクですが、トリリオンゲームの窮地を救ったのはハルです。

企業なので、お金を稼ぐのは当たり前ですが、トリリオンゲームが良いのは、みんなが信じあっていること。

蛇島は、桜の作ったゲームが売れると信じ、ドラゴンバンクで得たガチャのノウハウを惜しみなく提供。

そして、ハルは、どんな逆境でも、ガクと桜が作ったゲームが絶対売れると信じていました。

ガチャ

プチプチランドを当てたトリリオンゲーム。

ただ、無料ゲームなので、それだけでは、売り上げになりません。

そこで大事なのがガチャです。

ユーザーのうちに実際に課金するのは2%だそうです。

どういうユーザーが課金するか。

推しキャラ、強いキャラ、そして・・・。

蛇島は、ノウハウをふんだんに桜らに伝授します。

ドラゴンバンクも同じノウハウで運営していますが、哲学が違います。

桜が言います。

金取るからには
死んでも面白くしてやる

それが、エンタメ作るっつうことだろ・・・

蛇島もガチャで課金させる天才ではありますが、ゲームが面白い!その心はもっています。

所詮、お金儲けのソシャゲですが、熱い哲学があるのが、株式会社トリリオンゲームのゲームの良いところです。

全員年俸3000万円

プチプチランドは大成功、課金額が50億円を突破します。

ただ、すべてがトリリオンゲームの利益ではありません。

フラワーショップの蜜園社長や、前山田さんや出資者への配分をします。

それでも、多額のお金がトリリオンゲームに残ります。

社長の凛々は、みんなの給料をどうするか悩みます。

仕事ができる奴がたくさんもらうのが当たり前です。

でも、桜は、自分についてきてくれた双葉、斜森、巨椋、あいつらと同じにしてくれと・・・。

桜もハートは熱いです。

そこに現れたハル。

ハルの一言で、みんなの年俸が10倍の3000万円に決まります。

みんなの努力が報われる瞬間です。

桜についてきたゲーム開発陣は、元の同僚に安い給料でバカにされますが、見返すことができます。

そして、給料ゼロでがんばってきたガクも・・・。

ただ、お金持ちになったことで、周りが変化するという事実も知ることになるのです。

成功したからといって良いことばかりではありません。

自分は変わらなくても、周りの見方がかわります。

ガクにとって、憧れだった存在も、変わってしまいます。

でも、変わらない存在もある。

ハルだったり、凛々だったり。

そこに助けられます。

まとめ:ソシャゲで報われる

成長を続けてきた株式会社トリリオンゲームですが、個人的にやっと報われたなと感じるのがこの5巻です。

会社の成長はあったものの、ガク、桜、凛々など、トリリオンゲームの社員自身に還元されることはありませんでした。

でも、プチプチランドが当たったことで、やっと個人にもお金が入った!そんなところです。

社員が報われたことも良かったのですが、個人的には、蜜園フラワーの女社長に恩返しができたのが良かったです。

リスクを取って、前に進んだ人が、もう一度進める。

現実は難しいのかもしれませんが、こういう世の中であってほしいです。

続きを読むならビッグコミックスペリオール

トリリオンゲームは、ビッグコミックスペリオールに連載しています。

続きを読むなら月2回刊のスペリオールですが、auスマートパスプレミアムでも読めます。

終末のワルキューレ、魔女大戦などを連載しているコミックゼノンも読めるので、気になる方はぜひ

https://pc-tokyobay.com/ausmartpasspremium/

https://pc-tokyobay.com/trilliongame_matome/

おすすめ記事
  • おすすめの投稿がありません