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ギャグ・コメディ

スーパーの裏でヤニ吸うふたりのあらすじとみどころと感想と※究極の両片思い

スーパーの裏でヤニ吸うふたりのあらすじとみどころと感想と

「次にくるマンガ大賞2022」WEBマンガ部門第1位、マンガ大賞2023二次作品ノミネートなど、2023年に来そうな漫画が、スーパーの裏でヤニ吸うふたりです。

作者の地主先生が、2022年3月9日に同作第1話をTwitterに投稿したことから始まったこの漫画。

タイトル通り、中年サラリーマンの佐々木さんと、スーパーのバイトの田山さんが、スーパーの裏でタバコを吸う!だけの漫画。

でも、とても気になるすれ違いかつ、純愛かつ、佐々木さんが鈍すぎる両片思い系ラブコメディです。

スーパーの裏でヤニ吸うふたりの基本情報

漫画名スーパーの裏でヤニ吸うふたり
発売巻数1~3巻
作家地主
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌ビッグガンガンコミックス

スーパーの裏でヤニ吸うふたりの告知PV

スーパーの裏でヤニ吸うふたりの登場人物

佐々木さん

ブラック企業につとめるサラリーマン。
上司に残業をおしつけられがち。
スーパーの2番レジの山田さんの笑顔がいやし。
あと、タバコ。
あと、鈍い。
45歳。

田山さん

24時間スーパーSの裏でタバコを吸っている女子店員。
ギャルっぽい。
佐々木さんが癒し。
佐々木さんに強気。
24歳。

山田さん

2番レジの女。
明るい笑顔がトレードマーク。
佐々木さんの癒し。
田山さんは・・・。

店長

名前は後藤。
好物はロマンス。
昼休みは少女漫画を読み漁ってる。
ぶっきらぼうな感じも、実は優しい。
佐々木さんと田山さんの関係をニヤニヤしてる。
40歳。

スーパーの裏でヤニ吸うふたりのみどころ

佐々木さんの鈍さ

この漫画の肝は、主人公とも言える佐々木さんの鈍さです。

大好きな山田さんが、手に届く距離にいて、向こうも結構アプローチをかけてきているのに、そこに気づかない。

佐々木さんは、別に童貞ってわけじゃなく、しっかりとした大人で、分からないはずないのに、分かってない。

いや、本当は分かっているのか?

そんな気もします。

ただ、この鈍さが、この漫画の楽しいところです。

佐々木さんをからかう田山さん

鈍い佐々木さんにいつもヤキモキしながらも、強気なのが田山さんです。

田山さんも佐々木さんに好意がありそう。

でも、佐々木さんが好きなのは山田さんなので、それをネタにいろいろからかいます。

あと、自分の吸ってるタバコを佐々木さんに吸わせようとしたり、すぐ横にぴたっとくっついたり。

若い女子がおっさんをからかう姿、とてもカワイイです。

究極の両片思い

この漫画、設定は単純なのですが、究極の両片思いです。

好きな人が友達でみたいな三角関係はラブコメによくあります。

でも、この漫画、好きな人が本人という謎の三角関係で、二人の恋を応援しているという不思議さがあります。

おっさんと若い女子の恋愛って、普通は、パパ活感が出ちゃいます。

でも、この漫画は不思議な設定のおかげで、とても新しいコメディになってます。

二人の恋が成就してほしいような欲しくない、そんな距離感が良い漫画です。

1巻のあらすじと感想

中年男がギャルっぽい女子とスーパーの裏でタバコを吸うだけの話ですが、アットホームでとても良いです。

社畜の佐々木さんにとっての癒しの存在は24時間スーパーの2番レジの山田さん。

別に声をかけようとかそういう気持ちはなく、ただ笑顔をみて癒されているそれだけ・・・。

そしてもう一つがタバコ。

吸えるところを求めて、スーパーの裏に流れ着くと、そこで首にチョーカーのギャルっぽい女子に声をかけられて、一緒にたばこを吸うようになり、その子の名前が田山さんです。

ま、ネタバレも何もすぐにわかる構図です。

でも、なんで分からないの佐々木さん!ってくらい、佐々木さんが鈍い!

そのもどかしさが良いですね。

好きな人が目の前にいるのに、それが分からない。

そして、その好きな人が多分、自分のことを気にいっているという謎の両片思い。

とてもあったかい気持ちになるラブコメディです。

1巻では、田山さんに携帯灰皿をプレゼントしたり、2人の関係にすぐに気づく後藤店長がいたり・・・。

そして、最後、まさかの佐々木さんがタバコを吸えない危機。

そこからの8年前の話は、1巻のラストにふさわしいです。

2巻のあらすじと感想

2巻も二人の微妙な距離感は変わらずです。

山田さんに2週間ほど会えなかった佐々木さん、その理由を田山さんに聞いて、安心。

お互いに手紙を交換して、お互いに大事に。

ほかの人も、二人の関係に興味津々。

後藤店長は、山田さんに、佐々木さんとの関係を直球で聞くし、佐々木さんの同僚は、最近、佐々木さんの挨拶がギャルっぽいと・・・。

後半、二人の関係はぐっと縮まります。

田山さんが山田さんからもらったプレゼントを無くすところでは、犬を介したすれ違い。

田山さんは気づいているのですが、佐々木さんは、気づいてません。

そして、最後、8年前のあの出会いに、田山さんは気づきます。

「そうなの・・・」

って、セリフが意味深。

佐々木さんも、

「そうだったから・・・」

と言いますが、それはちょっと意味が違います。

2巻には、描き下ろしエピソードの「冬、居酒屋裏、ふたり未満」もあります。

佐々木さんがタバコを吸うきっかけになった話。

タバコを吸う女性って、ちょっとセクシーで良いですよね。

田山さんと同じで、佐々木さんも憧れからタバコを吸う事になったことが分ります。

3巻のあらすじと感想

3巻は、スーパーの飲み会からのスタート。

店長、前澤チーフ、大野さんと一緒に飲んでいた山田さんですが、前澤チーフが言った言葉が、山田さんを窮地に追い込みます。

そして、佐々木さんの一言もなぜか・・・。

気にしていないつもりでも、とても佐々木さんのことが気になる山田さんの心の動きが面白いです。

そして、そのうっぷんを晴らすため、佐々木さんに三重弁をしゃべらせるシーンもなかなか。

また、青果部門のチーフ小畑という新キャラも登場。

佐々木さんと一緒にヤニを吸うことになる男で、恋のライバルではなく、小畑には別に好きな人がいます。

描き下ろし「そのときを待っている」で読めます。

後半は、年末年始。

長く会えない二人の恋模様が面白いです。

付き合ってるわけじゃないので、お互い分かり合ってる感じが良いです。

ただ、心が通じていても、両片思いは、継続中ですね。

地主先生のTwitterもチェック

スーパーの裏でヤニ吸うふたりですが、Twitterも要チェックです。

地主先生のTwitterでは、最新話の情報、オフショット?などもいっぱい。

たとえば、こんな感じ

そして、Twitterに投稿された第1話がこれです。

見てて、とても楽しいのでぜひ

地主先生のTwitter
https://twitter.com/jinusi822

まとめ:タバコ吸ってるのにさわやかなラブコメディ

スーパーの裏でヤニ吸うふたりは、タバコがキーワードなのですが、別にゲスいわけじゃなく、さわやかです。

佐々木さんは45歳のおっさんだし、田山さんは24歳の若い女子。

お互い、恋愛経験ゼロってわけじゃなく、大人の恋愛ができる年齢ですが、やってるとこは中学生みたいです。

だからこそ、二人を応援したくなる漫画です。

2巻のラストで、たぶん、田山さんは自分の気持ちに完全に気づきました。

3巻、二人の関係は一気に進むのでしょうか?

進んだら終わりそう。

この距離感が続いた方が良いような気もします。

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