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サスペンス

平和の国の島崎へのあらすじと感想とみどころと※元戦闘工作員が平穏を求めるも・・・

平和の国の島崎へ

平和の国の島崎へは、幼少期に国際テロ組織LELに拉致され、戦闘工作員となった男、島崎慎吾が主人公の漫画です。

組織からの脱出に成功して、故郷・日本に帰ってきた彼。

夢見ていた「平和」な暮らしをしようとするのですが、周りがそうはさせてくれません。

ファブルのように、最強の工作員が普通の暮らしをする話。

ファブルはコメディ色が強かったですが、この漫画はシリアス。

‟島崎にとっての平和とは何か”を考えさせられます。

平和の国の島崎への基本情報

漫画名平和の国の島崎へ
発売巻数1巻(2022/12現在)
原作濱田轟天
作画瀬下猛
出版社講談社
掲載誌モーニング

平和の国の島崎へのみどころ

平和の国の島崎へのみどころは、元戦闘工作員・島崎のアクションです。

幼少期に、拉致され、そこで徹底的に戦闘を教え込まれただけに、常人離れした身のこなし、知識があります。

組織から狙われ、戦う際も、狭い室内で、静かに冷静に戦います。

確実に仕留めるアクションなので、派手さはないですが、確実。

ファブルっぽい、アクションです。

そして元テロリストの島崎が平和な国・日本で起こす違和感です。

島崎らは、平穏な日常を求めますが、周りがそうはさせてくれません。

組織にも狙われますし、元テロリストとして、日本政府の監視下にもあります。

そして、島崎自身も平和の国を求めつつも、なぜか違和感が・・・。

寄生獣の岩明均先生も、帯に書いてます。

残忍で恐ろしい「異物たち」が、平和な町に紛れ込む。
その中に、なぜか人に親切な「異物」がいる。
島崎だ。

島崎は、寄生獣のミギーのような存在かもしれません。

島崎は、我々の味方なのか敵なのか・・・。

この不思議な違和感が、最大のみどころです。

平和の国の島崎へのあらすじと感想

1巻は、脱出して日本に戻ってきた島崎の境遇の紹介です。

普通の暮らしをしようとしているのですが、まわりが許してくれません。

たとえば、日本の政府(公安かな?)が常に監視していたり、脱出したテロ組織LELの暗殺部隊に狙われたり・・・。

島崎だけでなく、同じように脱出した仲間もいますが、それぞれ狙われたり、彼ら彼女らの悩みもあります。

戦闘だらけの毎日から、平穏な日本に溶け込もうとしますが、人は変われないのかもしれない。

そんな気もします。

あと、アクションがかっこいいですね。

LELの暗殺部隊も手練れで、交差点を歩いているときなどに、ふいに襲ってきます。

そこを周りが気づかない程度にかわし、追い込み、始末する。

その感じが頼もしくもあり、怖くもあります。

1巻で一番心に残ったのは、最後の#8 DEAR SHIMAZA AND HIS PORTFOLIOです。

LELの兵士募集動画に出てくるこの言葉が重いです。

正義とは「世界の半分を敵にまわす」ということだ

正義を叫ぶことは、それ以外を敵とすること。

戦いを必然とする環境にいたのが島崎です。

島崎の心がどうなのかも気になります。

漫画家の川本先生と一緒に資料写真をとるのですが、島崎の撮る写真がヤバイ。

ただ、彼のスケッチには、希望も・・・。

島崎の言う「平和の国」が、どういうものなのでしょうか?

平和の国の島崎への登場人物

島崎慎吾

主人公。
9歳の時に、「0457便ハイジャック事件」でテロ組織LELに拉致され、戦闘の知識を叩きこまれた最強の戦闘工作員。
30年を経て、組織から脱走、故郷の日本に帰り、平和な暮らしを望む。
絵が好き。

緒方

島崎と同じLELから脱出した元戦闘工作員。

寮長

LELから脱出した戦闘工作員。
脱出者のコロニーを管理する。

川本マッハ

島崎がお手伝いをしている漫画家の先生。

カオリ

漫画家アシスタント。

マスター

島崎がバイトをしている喫茶ルパンのマスター。
娘は、カオリ。

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まとめ:島崎は戦陣に復帰する

平和の国の島崎へは、とても重厚なストーリーです。

「ファブル」に、連合赤軍が元ネタの漫画「レッド」をプラスしたような感じ。

島崎のアクションのカッコよさもそうですが、島崎のほか、LELから脱出したコロニーの人々の誰もが心に傷を持っています。

常識が違うってことがとても分かります。

ちなみに、LELは、Ligo de Ekonomia Liberigoの略のようです。

スペイン語かポルトガル語かと思ったのですが、そのままでは、翻訳できませんでした。

一応、経済開放同盟ですが・・・。

気になるのは、1話ほか、最後に登場する「島崎は戦陣に復帰する・・・」という言葉です。

平和の国である日本でなぜ、復帰しないといけないのか?

その理由が気になります。

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