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SF

【完結漫画】チェンジザワールド-今日から殺人鬼-の評価と感想※あらすじと少しネタバレも

【漫画】チェンジザワールド-今日から殺人鬼-の評価と感想

かまいたちの山内さんが完結漫画のおすすめとして紹介していたのが、チェンジザワールド-今日から殺人鬼-です。

ウロボロスや不能犯を書いた神崎裕也さんの漫画。

今は、漫画ゴラクのレッドリストでおなじみです。

5巻完結でイッキ読みできる作品。

映画「君の名は」のように入れ替わりモノですが、入れ替わった相手が殺人鬼というサスペンス漫画です。

ただ、単純に入れ替わったというだけでなく伏線回収ばっちりのストーリー漫画です。

※一気に5巻までの感想を書くので、少しネタバレがあります、あらかじめご了承ください。

チェンジザワールド-今日から殺人鬼-の基本情報

漫画名チェンジザワールド-今日から殺人鬼- 全5巻【完結】
著者神崎裕也
出版社新潮社
掲載誌バンチコミックス

1巻

目次

第1話 斎藤唯一と光宗朔太郎
第2話 オレは猟奇殺人鬼(シリアルキラー)
第3話 普通じゃない初捜査
第4話 最低最悪な趣味

あらすじと感想

主人公は、斉藤唯一

ダメ人間、屑、社会不適合者の彼は、23年の人生に愛想がつき、廃墟のラブホテル跡地で自殺を図ります。

しかし、その場所でひょんなことから、身体が入れ替わってしまうという始まりです。

ちなみにこの場面もしっかり伏線となってます。

入れ替わった相手は、イケメンでエリート警察官の光宗朔太郎

自分とは真逆な完璧人間に変わった彼、最高の生活が待っていると思いきや、自宅の地下室で見つけたものは、生首の山。

光宗は、猟奇殺人鬼だったのです。

そして、そこに、入れ替わった相手、光宗だった唯一からの電話を受けて・・・というのが第一話です。

導入から持っていかれる展開です。

それだけではありません。

自宅には、光宗に両親を殺され、監禁されていた13歳の少女峯村アンの存在も。

さらに、異常な身体能力の光宗など・・・。

そして、最後には、唯一と会います。

1巻から、単純に身体が入れ替わっているだけでない情報が盛りだくさんです。

2巻

目次

第5話 唯一の存在
第6話 仲里ひかり
第7話 連続失踪事件の捜査
第8話 殺し屋G
第9話 人の皮を被った獣

あらすじと感想

1巻の最後で出会った、唯一と光宗。

唯一(元光宗)は、自分の身体を人質に、警察から逃がすように光宗に告げます。

廃ホテルにあった死体を殺した犯人として、警察に捕まっており、そこから逃亡していたのです。

唯一は言います。

自分の目的は、より多く人を殺すことだと。

変態サイコ野郎の殺人鬼の本性を聞き、光宗は驚愕します。

2巻では、新キャラが登場します。

一人は、昔の唯一の事を知る同級生の仲里ひかり

クラスのマドンナで、唯一の初恋の人。

人気者でありながら、クラスの最下層の唯一にも声を掛けてくれる優しい女性で、研修医をしています。

もう一人が光宗の知り合い。

殺し屋のゴキブリです。

無戸籍児で、阿波野組の組長に、殺し屋として汚れ仕事をさせられていた男。

殺し屋同士、気が合うらしく光宗を慕っています。

ちなみにゴキブリは、ひどい殺し屋ですが、とても良い奴です。

お互いの過去を知る人物が登場し、物語に深みが増します。

そして、もう一つ、入れ替わりの意味合いについての話も。

肉体と魂は別でも、肉体に魂が染まっていき、自分が変わっていくことも・・・。

後半、ゴキブリと光宗が窮地に立たされます。

3巻

目次

第10話 適者生存
第11話 肉体か精神か
第12話 意外な関係
第13話 刑事が家にやってくる
第14話 地下室での攻防

あらすじと感想

極道により窮地に立たされた光宗とゴキブリですが、ゴキブリの機転で、窮地を脱します。

光宗の家を遠くから見る唯一は、言います。

「やはり惜しいな・・・、光宗(俺)の身体は」

逃走犯となっている唯一は、昔の唯一を追い詰めた090金融の金貸しから、逃走資金を奪います。

そこで、シリアルキラーの唯一も、身体から記憶や感情が呼び起こされることを感じます。

肉体か精神か、お互いにどちらに支配されるのかについて考えます。

3巻では、ほかにも仲里さんが襲われたり、光宗の家を急に、上司の錠が訪問したり。

そして、最後に驚きの展開。

メインストーリーが動き始めます。

4巻

目次

第15話 テロリストの目的
第16話 奇妙な関係
第17話 それぞれの覚悟
第18話 名無しの使命
第19話 共通の目的

あらすじと感想

4巻になり、一気にストーリーが動きます。

爆保テロで、光宗の同僚だった伊東が死亡します。

テロを仕掛けたのは、唯一?と思いきや、唯一から接触の打診が・・・

そして、「爆破テロの本当の標的は光宗お前だ」と告げられるます。

さらに、光宗の過去にも不思議な点が・・・。

本当の光宗朔太郎は別人のような・・・。

4巻になり、とても面白くなってきました。

読み返すと、1巻から唯一の言動に不思議な言葉がありました。

4巻で真実を知ると、今までの言動の意味合いが違ってきます。

本当の唯一こと、元光宗の目的、真意が分かる大事な巻です。

5巻

目次

第20話 愛の種ファーム
第21話 被検体の悲劇
第22話 唯一の成功事例
第23話 存在価値
第24話 最後の賭け
最終話 チェンジザワールド

あらすじと感想

最終巻です。

過去の光宗、そして、唯一の過去がさらに深く掘り下げられます。

シリアルキラー光宗朔太郎の本当の正体は、遺伝子改変で作られた被検体12号。

被検体にされ、自分を奪われた彼は、奪った相手に復讐するため、シリアルキラーとなっていました。

自分を実験動物としていた才川に復讐するため、光宗と唯一はお互いの身体を戻すことにし、廃ホテルに向かいます。

しかし、そこに才川が現れます。

最終巻で、今までの色々な謎が明かされます。

全てがつながる設定に唸ります。

そして、チェンジザワールド。

二人の世界がどう変わったのか、そこが感動的です。

チェンジザワールド-今日から殺人鬼-のわたしの評価

読売テレビの深夜番組「マンガ沼」で、山内さんがおすすめの一気読みできる漫画として、紹介されていた作品ですが、とても面白かったです。

5巻完結なので、一気に読めます。

そして、5巻で終わるからこそ、ストーリーの展開が完璧です。

1~3巻の違和感を、4、5巻で一気に回収して、感動する終わり方にしてくれました。

チェンジザワールドの意味が最初と最後で大きく変わります。

最初は、自分の容姿、身体能力、周りからの見る目、地位など、外側の見た目が変わるイメージです。

でも、最終的には、本当の自分を見つめなおし、心や考え方が変わる内面の変化になります。

唯一と光宗のそれぞれのストーリーだったものが、最終的に二人のストーリーになる。

とても幸せになるストーリーです。

ちなみに、1~4巻はメルカリで中古で買ったのですが、5巻がなかなか見つからず、ジュンク堂で取り寄せて、新刊を買いました。

単行本の5巻があまり売っていない不思議な漫画です。

最後に、ゴキブリと峯村アンの先の話も書いてほしかったです。

唯一らと同じく不遇だった二人に、少しでも良い人生が待って入ればと思います。

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ちなみに、少し前の作品なので、単行本があまり売ってません。

中古でも、それほど安くないので、読むなら漫画アプリか電子書籍がおすすめです。

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