格闘

桃太郎殺し太郎 1巻の感想※死んだ目をした主人公、鬼とは何かを考えさせられます

桃太郎殺し太郎 1巻

ジャケ買いという言葉があります。

中身を見ずに表紙だけ見て買うってやつです。

この桃太郎殺し太郎、わたしはタイトルだけ聞いて買いました!

衝撃的でバカみたいなタイトル。

でも、読んでみると、ちゃんと辻褄が合います。

もしかすると、すごい作品では?

そう思わせるパワーのある作品です。

ちなみにマンガ沼でも紹介されてました。

山内さんが言ってましたが、ひらがなで書くと、ももたろうころしたろうで、桃太郎殺したろ~みたいになりますね。

桃太郎殺し太郎 1巻の基本情報

漫画名桃太郎殺し太郎 1巻
発売日2022/3/4
著者成瀬乙彦
出版社KADOKAWA
連載ヒューコミックス

桃太郎殺し太郎 1巻のあらすじ

鬼と人間が苛烈な生存競争を繰り広げる世界。「桃太郎」こと犬飼 静三郎は鬼を討滅する戦に参じるが、歴戦の老将には若造と軽んじられ、前線から追いやられてしまう。
※DMMブックスからの引用

目次

第1話~第5話

桃太郎殺し太郎 1巻の感想

衝撃の第1話 桃太郎殺し太郎

戦乱の世が終わったヒトの国。

人は、新たな敵‟鬼”を倒すため、桃太郎「犬飼静三郎」を総大将に鬼退治に向かいます。

戦経験のない静三郎を、ほかの侍はバカにしますが、静三郎には、桃太郎だからこその鬼に対抗する能力があります。

静三郎は、人と変わらず生活をし、生きている鬼を殺めることに、心を痛めるやさしい人間です。

ただ、手下の七郎が斬られたことで、奮起します。

鬼をなぎ倒していく静三郎。

しかし、そこに謎めいた童が現れます・・・。

衝撃の第1話です。

童話でおなじみの桃太郎が登場。

そして、彼は、鬼にも気をかける心優しき人物。

主人公感ある彼がいきなり・・・。

ほんと、最後はびっくりです。

桃太郎殺し「ロクロウ」

桃太郎を殺したのは、ロクロウ

人間の童です。

ヒトに鬼とバカにされてきた彼は、鬼の味方をし、桃太郎を殺したのです。

再び鬼を滅ぼそうと攻めてくると鬼のガムジンに告げられると、ロクロウは言います。

「桃太郎なんかみんな俺がやっつけてやる」

ありそうでなかった「桃太郎殺し」という言葉のインパクトがすごいですね!

そして、主人公ロクロウの何とも言えない表情。

死んだ目をした、こんな顔の主人公がいままでいたでしょうか?

二人目の桃太郎 猿飛千太郎

静三郎を殺された犬飼家は、助けを求めます。

最初の桃太郎から力を与えられた二人目の桃太郎「猿飛千太郎(さるとびせんたろう)」です。

忍者の家計の猿飛は、七郎を助けますが・・・

桃太郎役という役職と能力の話が出てきます。

猿飛の能力は分かりませんが、なかなかクソなやつですね。

三人目の桃太郎 猿飛千太郎、雉子宮源一郎

三人目の桃太郎は、「雉子宮源一郎(きじみやげんいちろう)」。

彼は、単身、鬼の村に乗り込みます。

圧倒的なパワーで攻める源一郎。

桃太郎に歯が立たない鬼たちに変わり、ロクロウが雉子宮と戦うことになります。

第1巻のクライマックスの話ですが、ここで二度目のびっくりです。

死んだ目をした、超強い主人公の挫折。

でも、なぜか温かい終わりです。

まとめ:鬼とはどういうことなのか

衝撃のタイトル、衝撃の第1話、そして、衝撃のラストです。

桃太郎殺し太郎、英語のタイトルは、MOMOTARO SLAYERなので、桃太郎を殺すことは分かっていましたが、1巻で感情を揺さぶってきました。

アクション多めで、文章は少ないのですが、気になる言葉が多く出てきます。

鬼という言葉の扱い方ですね。

人間は、のけ者、外れ者を鬼と呼びます。

理解できない力を持つ子供を鬼子と呼びます。

鬼=悪ではなく、鬼は、人間と違うものなのです。

人間からノケモノにされてきたロクロウは、人間なのに鬼なのです。

そして、ロクロウを命をかけて受け入れてくれるのが鬼。

鬼ということはどういうことなのか?

考えさせられますね。

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