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ギャンブル

賭ケグルイ14巻の感想※調整する等々喰定楽乃の戦略とは

賭ケグルイ14巻の感想

賭ケグルイの14巻の感想です。

2021年5月には、オリジナル映画も公開される賭ケグルイ、原作の漫画もずっと面白いです。

最新刊は、生徒会総選挙もかなり佳境。

得票数現在1位の等々喰定楽乃(とどばみてらの) vs 蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)の対決となります。

賭ケグルイ14巻のあらすじ

生徒会長総選挙の得票数第1位の等々喰定楽乃(753票)と蛇喰夢子(250票)の2人は、生徒会長の座をかけて、ギャンブルで戦うことになります。

ギャンブルの名前は、双頭蓮館(そうとうれんかん)

正六角形の形をした館が12塔連なった建物で行うギャンブル。

ギャンブルは、チーム戦で、定楽乃と等々喰ユミ、夢子と鈴井涼太、ほかに家畜5人のNPCでギャンブルを行います。

ルールは、
①花選び・・・それぞれ、12の部屋の好きなところに入る
※同じ部屋に複数入ってOK

②花占い・・・全員入室後、各部屋に1~12までのポイントが付与され、自分の端末でポイントが確認できる

③花競べ・・・一か所に集合、他プレーヤーに点数比べを挑むことができ、点数の低いプレーヤーは、館から退場

以上1ターンを繰り返し、プレーヤーが残り1人になるか、全員が終了で合意したら終了

追加ルール
献花・・・花競べの前に、自分の点数を他プレーヤーに譲渡することができる

つまり、仲間同士でうまくアシストし、敵を出し抜き、生き残るというもの

勝ったものが、得票数を総取り、ただ、家畜5人にはその権利がなく、違うルールが存在して・・・というもの

単純なチーム戦のようで、家畜5人の思惑もあるのが、このギャンブルの面白いところです。

賭ケグルイ14巻の見どころ

冒頭:桃喰綺羅莉とリリカの双子の戦い?

生徒会長桃喰綺羅莉と副会長の桃喰リリカは、双子の兄弟です。

子供のころは、外見が同じほか、性格や考えていることも同じだった二人。

ただ、リリカは、早乙女芽亜里と出会うことで、「私は私になった」と言います。

そして、決断をします・・・

等々喰の家業は、調整すること

桃喰、蛇喰、等々喰など、百喰(ももばみ)一族は、それぞれ家業を持っています。

賭ケグルイ11巻に登場した尾喰(おばみ)家は、詐欺が家業でした。

今回登場する等々喰の家業は、百喰一族を調整することです。

この調整するというのが今回の大きなみどころです。

等々喰定楽乃は、幼いころから足が弱く、車いすに乗っています。

ずっとサポートしているのが、チーム戦の相棒のユミです。

定楽乃は、自分が誰かの助けを借りないと生きていけない弱者であることを自覚し、生きています。

対して、桃喰綺羅莉は、強者の理論、そして、夢子は・・・というのが面白いところです。

結末、等々喰定楽乃が下した決断は・・・

結末で、等々喰定楽乃が下した決断が、まさに一族を調整するという役割どおりになっています。

冒頭の、幼少期に定楽乃が綺羅莉にギャンブルを提案されるところから続く、流れが面白いです。

目先のギャンブルだけでなく、先のことも見越して調整する・・・

賭ケグルイ14巻のみどころがまさにそれですね。

賭ケグルイ14巻の感想

原作者の河本ほむらさんの脚本は、毎巻、毎巻、しっかり話を完結させてくれて楽しいです。

いつも面白いですが、今回も秀逸な内容です。

幼少期、ギャンブル、ギャンブルの裏に潜む綺羅莉、そして、終盤の展開と、練りに練られています。

夢子に託された思い

そして、生徒会長選挙で残るのは、生徒会長、副会長、夢子、芽亜里の4人になりました。

生徒会長選挙で、賭ケグルイが終わるわけじゃないと思いますが、いよいよクライマックスって感じです。

賭ケグルイ14巻の試し読み

賭ケグルイ14巻ですが、DMM電子書籍なら、最初の22ページを試し読みできます。

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