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クロコーチ

クロコーチ20巻 M資金とは

クロコーチ20巻

クロコーチ20巻を読みました。

毎巻買っているのですが、感想を書くのは久しぶりです。

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クロコーチ20巻の感想

テロ集団「大人はわかってくれない」との戦いを経て、今は、クロコーチ最大の敵、沢渡との戦いになっています。

変態殺人鬼として、クロコーチの最初でもおなじみの沢渡ですが、
その正体はかなり怪しく、戸籍上には沢渡は見当たらず、かのアジアの独裁国家の工作員なのではとの話もあるとか・・・
その沢渡が、変態殺人の容疑者でありながら、国政選挙に打って出て、総理を目指しているところです。

沢渡は、総理をめざすため、巧みに国会議員たちに根回しとして、M資金の話をちらつかせます。
このクロコーチの中では、M資金は、マッカーサの資金でも、マッカートの資金でもなく、世界の簿外資産であるというような話をしています。

wikiぺディアをみると、M資金は、

M資金(エムしきん)とは、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が占領下の日本で接収した財産などを基に、現在も極秘に運用されていると噂される秘密資金である。Mは、GHQ経済科学局の第2代局長であったウィリアム・マーカット少将の頭文字とするのが定説となっている。その他にマッカーサー、MSA協定、フリーメーソン (Freemason) などの頭文字とする説などがある。

とされています。

M資金は、詐欺の温床で、1969年には、全日空社長であった大庭がだまされ、政財界の黒幕と言われた児玉誉士夫にだまされ、社長の座を失脚しているほか、2011年には朝青龍もだまされいます。

クロコーチ20巻では、M資金のあたらしい解釈をしているほか、
沢渡の語る怖い冗談もあります。

ナチのような政党がわが国の第一党になることはないだろうけれど
わが党に、ヒトラーのような男とか外国の工作員とかがこっそり入党していて、
その男がじわじわっと総理大臣まで登りつめた場合、
その男は、憲法も法律もいじらず、日本を戦争へと向かわせられる

というものです。

北朝鮮のミサイル、トランプの国連での発言、それに追随するかのようなわが国の首相の発言などを聞いていると、
クロコーチの話は、ほんとうにフィクションなのかと思ってしまいます。

クロコーチって、漫画で作りものの話なのは確かなのですが、妙なリアリティがありますね

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