歴史

チ。-地球の運動について-5集の感想※地動説を研究する理由とは

チ。地球の運動について5巻の感想

チ。-地球の運動について-5集です。

4集では、パデーニが地動説を完成させます。

そして、パデニー、オクジー、ヨレンタの3人で祝杯をあげますが、そこに現れたのは、ヨレンタの父ノヴァク。

異端審問官であるノヴァクの正体を知るオクジーは、パデーニと共に逃げようとしますが、ノヴァクは彼らを疑い、近づいてきます。

地動説に感動したオクジーは、地獄に落ちても、地動説を守るため、パデーニを逃がすことを選びます。

第5集は、オクジーがノヴァクに立ち向かうところから始まります。

チ。-地球の運動について-5集の基本情報

漫画名チ。-地球の運動について-5集
発売日2021/9/29
著者魚豊
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ

チ。-地球の運動について-5集のあらすじ

いつでも決断の刻は突然訪れる。そして。

バデーニの計画実行のため、何より「感動」を守るため、オクジーは異端審問官・ノヴァクとの死闘へと赴く。グラス、オクジー、バデーニ、ヨレンタ、ピャスト、彼らが命を賭してまで追い求めた真理が示すのは、希望か、絶望か。
私が終わる時、世界も終わる。みんなそう思ってたら、きっとこの世界はない。
DMMブックスより引用

目次

第29話~第35話

チ。-地球の運動について-5集の感想

本当に強い奴は、死ぬ覚悟のあるやつ

パデーニを逃がすため、オクジーは、一人で、ノヴァク率いる異端審問官たちを相手にすることになります。

ノヴァクは、部下に問います。

「職務を全うするために必要なことは、一人一人の意識だ。
たとえ命を危険に晒しても仕事をする。
君にその覚悟はあるか?」

部下は、言います。
「異端を殺す覚悟はできています。」

しかし、ノヴァクは言います。

本当に強い奴は、
「死ぬ覚悟のあるヤツだ」

オクジーと対峙し、逃げる部下。

オクジーは、ノヴァクと1対1で戦います。

腕を貫かれるオクジー。

ただ、彼は言います。

「死ぬ怖さなんて、
この世を肯定する怖さと比べたら
軽いものだ!」

代闘士でもともと強いオクジーですが、複数人で襲ってくるノヴァク達には歩が悪いですね。

でも、オクジーには覚悟があります。

ネガティブ思考なオクジーですが、ここでは力強いです。

オクジーが動かされているものとは

オクジーは夢の中にいます。

授業を受けています。

そこは、高い塔。

「君は何故地動説を研究した?」

と問われます。

「この世に期待するため」

と返すオクジー。

しかし、

「本当は、
君はもっと大きな‟理念”で動いている
いや動かされている」

と、逆に言われるのです。

そして、

「それを求めるところこそが、
人間の数少ない尊さであると考えている」

と・・・

漫画を読めば分かりますが、オクジーは、死の淵にいて、そして戻ってきます。

C教をただ信じ、何もしなくてもそのまま過ごせば天国にいける。

空を見るのが怖いと超ネガティブに考えていた彼ですが、死の淵にいて、自分が本当に動かされているものに気づかされます。

設定は、おそらく中世。

宗教に盲目的に縛られる世の中の話ですが、なぜか今を生きている私に問いかけられているような気になってきます。

本当は分かっているのに、分からないフリをしているのでは?

人間が尊いところはそこなのに!そんな感じでしょうか?

異端は、何故存在するのか

息を吹き返したオクジー。

ノヴァクは、オクジーに問います。

「異端は、何故存在する」

ジッと善良に生きていれば天国に行けると約束されているのに、
何故、棒に振るようなことをするのか分からないとノヴァクは言います。

オクジーは、分からないと答えますが、でも、求めてしまったからとも言います。

「自由を」

この答えを聞いたノヴァク。

そして、拷問が始まります。

ノヴァクは、「自由」と言う答えを聞いた後に、いつも通り拷問の仕方をオクジーに伝えます。

拷問のプロのノヴァクには、いつも通りの姿のように思いますが、このときは、ノヴァクの苛立ちを感じます。

C教徒には、自由は受け入れられないことのようです。

後半、ノヴァクの身近にとても大きなことが起きます。

ノヴァクも自由にしたがって行動するのでしょうか?

地動説を残すための予防策

ノヴァクは、パデーニも捕まえます。

信念を持ち、拷問に耐えうるオクジーを材料にすることで、パデーニから答えを引き出そうとします。

ノヴァクが引き出したい答えは、

どこからあの研究を引き継ぎ、資料はどこにあるか

ノヴァクにとっても地動説は10年以上追ってきたもの。

彼自身も地動説に答えが欲しかったのかもしれません。

耐えるパデーニですが、ついに白状します。

結果、資料の場所もばれ、何もなくなりました。

ただ、パデーニは予防策を考えていました。

それはとても確率の低い作戦。

資料を残すのではなく、感動を残す方法。

そして、オクジーとパデーニは、地獄の入り口に立ちます。

ただ、オクジーは、天界の入り口だと言います。

「今日の空は絶対に、綺麗だ。」

と、

パデーニは、とても理論的、合理的で、利己的です。

頭が良い彼なので、当然です。

ただ、彼が選んだことは、合理的とは言えない感動を残すと言う方法。

残すためには、非合理的な方法が良いと考えたんでしょう。

そして、私が大好きなシーンです。

二人は、最後、オクジーとパデーニが並びます。

「綺麗だ。」

というセリフと一緒に見える景色が、本当にキレイに見えます。

地獄の入り口と言うパデーニに、天界の入り口と返すオクジー。

やり遂げた二人に見える景色は、終わらない景色ですね。

地動説のように・・・

地動説を受け継ぐものは・・・

地動説は終わりません。

あっと驚く方法で、パデーニは、それを残しています。

ちょっとびっくりな方法です。

最後はびっくり。

ネタバレしすぎのような気がするので、ここはぼかします。

まとめ:美しい景色と自分がつき動かされるもの

第5集は、オクジーを主役とする地動説のお話が完結する話です。

最後に25年後と書いてあるので、第6集からは、別の主人公が、地動説を担うことになりそうです。

オクジーは、学問にうとく、地動説を担うには、力不足のキャラでした。

でも、彼は、自分がつき動かされるものに従い、感動を伝えます。

パデーニと並んでの最後のシーンは、わたしにも綺麗に見えました。

チ。という漫画では、地動説という理論を受け継いでいるのではなく、何か別のものを受け継いでいるような気がします。

感動とか自由とかとも言えますが、それを名言するのは野暮な気もしますね。

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チ。-地球の運動について-6集の発売予定日は、2021年12月28日です。

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