SF

菌と鉄2巻の感想※アミガサへの総攻撃。創まりの5人と博士を倒すために

菌と鉄2巻の感想

キノコに支配された世界が舞台のSF漫画「菌と鉄」。

1巻は、ダンテの師匠ギンを失う衝撃的なラストでした。

2巻は、アミガサへの総攻撃。エーテルによる人類を支配するアミガサへの反抗です。

ただ、アミガサは強敵。

強力な能力者の創まりの5人、そして、博士が立ちはだかります。

菌と鉄2巻の基本情報

漫画名菌と鉄 2巻
発売日2022/6/8
著者片山あやか
出版社講談社
掲載誌別冊少年マガジン
漫画アプリマガポケ

菌と鉄2巻のあらすじ

人類はキノコに支配されていた。脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、菌類は徹底した管理社会を築き上げた。しかし、ここにイレギュラーが存在する。最強の兵士・ダンテは、ひとりの少女との出会いをきっかけに、この世界の理を覆す決意をした。『進撃の巨人』諫山創が惚れ込んだ、新たなる’絶望’と’抵抗’の物語。

弱いから、命で希望を繋いできた。待ちにまったこの時。グラント率いるエーテルの総攻撃がついに始まる。迎え撃つはアミガサ最高幹部『創まりの5人』。この星の頂点、『博士』の計算を狂わせうるのは、『エーテル最後の希望』ダンテ。壮絶極まる戦いの中で、仲間との出会いと別れが、ダンテの心と拳を育てていく!!
DMMブックスより引用

目次

第5話 創まりの5人
第6話 総攻撃
第7話 繋ぐ
第8話 分解
第9話 菌と鉄
第10話 博士

菌と鉄2巻の感想

アミガサへの総攻撃

ギンを失った反乱組織エーテル。

さらに女性区も襲撃を受け、アオイも奪われます。

エーテルと共に戦う意思を決めたダンテ。

総督のダンテは、アミガサへの総攻撃を決めます・・・

2巻の最初から、急展開です。

アミガサへの総攻撃の作戦は、エーテル(天空)で、地上のアミガサダケこと博士を打ち抜くことです。

エーテルは人工衛星。

旧時代に残っていた、軍事衛星で、地球に攻撃をするという作戦です。

創まりの5人

エーテルの壮大な作戦ですが、簡単ではありません。

立ちはだかるのは、能力者「創まり(はじまり)の5人」です。

See(シー)

地球全土を見通せる視力を持つ。
エーテルを稼働させるための第一ターゲット。

GAN

身体を鉄で覆われた最強の兵士。
旧時代に残っていた「国」の残骸を全て消し去ったと言われる。

IQ

能力はテレパシー。

ナイトメア

能力は不明も。何かをあやつり、輸送機の行く手を阻む。

ジャンプ

能力は不明。

反乱組織エーテル

総督グラント

司令塔は総督であるグラントです。

能力は、ゴールドカプセル。
脳を強化し、いくつもの分岐する未来を読むことができます。

グラントの未来予知で、アミガサに攻撃するベストタイミングと、戦略が決まりました。

コヨーテ

能力はプラチナカプセル。
熱伝導という特性で、全てを溶かす高熱を発します。
正面突破するチームの要です。

スキニー

能力は、研ぎ澄ました一本の針になること。
ダンテと同じ、陽動班です。

メリールウ

鉄、金、プラスチックの合成人間の女の子。
グラントの次に賢く、電磁波を操ります。

ダンテ

主人公のダンテは、スキニーと同じ陽動班です。

能力は鉄。
抜群の身体能力と堅い鉄の体で戦います。

そして、グラントにも予知できない、不確実性も・・・

エーテルは、命で希望を繋ぐ

能力者を備えるエーテルですが、一人一人は弱く、だからこそ命で希望を繋ぎます。

序盤、GANと戦うダンテですが、ある仲間(コルポの兄?)に助けられます。

モブっぽいキャラですが、彼は言います。

「エーテルは弱いから仕方ない」

「命とかそれぞれ持っている全てを少しずつ繋いで・・・つなぐことで戦ってきたんだ」

弱いからこそ繋ぐ希望。

自分の命すら、目的のために捧げます。

悲しい戦い方ですが、アミガサを相手にするためには仕方がないと言えるのでしょうか?

博士

創まりの5人も最強の存在ですが、何より最強なのが博士です。

地球最大の生物であるアミガサとつながる博士。

生物の頂点たる彼の能力は、はかり知れません。

ある意味、全知全能の神とも言える博士。

地球上のすべてを把握し、エーテルの希望のはるか上をいく、考えを持っているのです。

まとめ:博士の意思とは・・・

「弱いから、命で希望を繋いできた。」

漫画の表紙裏に書いてある言葉で、ストーリーの要です。

でも、一番のテーマは、博士の意思です。

博士の意思は、地球の意思とも感じます。

人類は利己的に生き、地球を害します。

地球を守るため、生物の頂点たるアミガサは、すべてを管理します。

だから、言うことを聞け!そんな感じです。

最近、こんなテーマのエンタメが多い気がします。

海外ドラマのピースメイカーやシン・ウルトラマンも同じような雰囲気です。

今、種としての地球の支配者は人類ですが、地球のためには、支配者の座を明け渡すべきでは?という感じです。

ただ、全体を守ろうとすれば、個人は不自由を許容しないといけません。

片山あやか先生が1巻のそでで影響を受けたと書いていた「1984」も同じようなテーマです。

博士(地球)の意思に反抗して、どう自由を勝ち取るのか。

勝ち取るだけでなく、その先に何を描くのかが気になるところです。

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