日本国民全員対不良1人が戦うシチュエーションバトル?コメディ?なのが蟻の王です。

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1巻が出たのは、2015年12月なので、去年の年末だったのですが、
最近4巻が出て、改めて、全巻読んで面白かったので、感想を書きます。

タイトルに書いた通りですが、最強かつ最恐の不良が、日本国民全員を敵にまわして戦うのがこのマンガです。
ただ、最強で超強いので、別に悲壮感はなく、主人公のヤンキー亜久里四郎がむしろかかってこいという感じなのがこのマンガのいいところです。

ストーリー的には、日本を牛耳る財閥の長の六道鬼三郎が死に、その後継者争いになります。
鬼三郎には、三人の子供がいます。

長男の龍太郎・・・鬼三郎が死んだ後の財閥の長(蟻の王)、ぼんぼんというだけでなく、頭も良く、超強い
長女の静流・・・芸能界に強い圧力を持つ、アイドルをうまく使おうとしている
次男の霧男・・・身体が弱くずっと病院暮らしだが、ゲームが超うまい

現状、龍太郎がつぐ感じなのですが、三人とも鬼三郎とは血がつながっておらず、
血がつながっている主人公の四朗が狙われるというお話です。

ただ、四朗には、協力な仲間、相棒?がつきます。
鬼三郎の使えていた根古長吉(ねこ ちょうきち)で、最初は、四朗を守るために、遺産を放棄するよう求めますが、
四朗がかかってこいみたいな感じになるので、助けるようになります。
この長吉も、老人なのですが、超強い。

ちなみに、長靴を履いていて、童話の「長靴をはいた猫」の隠喩にもなっています。

最初は、普通に狙われるだけだったのですが、次男の霧男が四朗の首に1億円の賞金をつけたことから、
四朗は、日本国民全員から狙われることになります。

四朗は、単に強くてやられないというだけでなく、売られた喧嘩なので、
こっちが攻めていったやろうと六道財閥に乗りこむことになります。

四朗側にも仲間が増えます。
19歳にして、おかまちゃんの20人連続殺人鬼、固めのストーカー、半グレあがりの元ハンバーガー屋などなど
悪党ばかりですが・・・

四朗がやろうとしていることの意味は、鬼三郎の質問に対する子供たちの答えに表われています。
鬼三郎が「王様の絵を描いてみろ」と言います。

霧男は、六三郎の絵を
静流は、花火に裸の王様の絵を(万民の視線を一人に向けてこそ王様とのことのようです)
龍太郎は、王只一人という字を書き、鬼三郎に怒られます。

そして、四朗は、王様の座を譲ると言われたらどうすると聞かれると、
「王様になんかなりたくない王様を倒す蟻になりたい」
「悪い蟻を仲間に集めて戦争を仕掛ける」
「とびっきり凶暴でズル賢い黒い軍団さ」
と・・・

今のところ4巻まで出ているのですが、
四朗の仲間や六道財閥の兄弟達、全員にストーリーがあり、それが結構からみあっています。
2回読み返すと、原作(塚脇永久さん、ウヒョ助さんが原作のようです)が結構いいのがわかりますね。

ぱっと見は、えげつない描写があったり、派手な設定が目につきがちですが、
お話として面白いです。

4巻で結構クライマックス的なとこまでいっているのですが、
まだまだ続いてほしいマンガです。


amazonでも高評価です