警部補ダイマジン

警部補ダイマジン2巻の感想※今の日本の行く末を占っているのか?

警部補ダイマジン2巻の感想

クロコーチの続編、警部補ダイマジンの第2巻です。

1巻では、警察内の秘密結社44の存在が明らかに。
平安管理官は、44からの暗殺されそうになるも、台場の活躍で、窮地を脱します。
最後に、卑劣な仕返しをして、の2巻です。

created by Rinker
日本文芸社
¥682
(2021/07/26 22:27:27時点 Amazon調べ-詳細)

警部補ダイマジン2巻のあらすじ

義憤にかられ、法で裁けぬ警察庁OBを殺害した捜査一課のエース・ダイマジンこと台場陣!
その秘密を握り、恐喝し、無理やり自分の課に配属させた若き管理官・平安才門!
殺すか裏切るか!? 予測不能! 和解不可能!
あやうい関係の二人だが、‘44(ヨンヨン)’という謎のテロ団の暗躍を知り、否応なく、バディとなることに!
旧帝国陸軍の闇の組織‘44’は、戦後の未解決事の大半を裏で操っていたというのだ……!?
誰が敵で、誰が味方か!? 何が正義で、何が悪か!?
情け無用の暴走ピカレスクサスペンス!!!
DMMブックスからの引用

目次

第10柱 44学校
第11柱 黒い願望
第12柱 ゲスノートの男
第13柱 ブリコ・盛山事件
第14柱 カウボーイ
第15柱 日本一恐ろしい人物
第16柱 悲しき不穏分子
第17柱 本領発揮
第18柱 ウソのウソのウソ
第19柱 真の目的

警部補ダイマジン2巻の感想

警部補ダイマジンの2巻は、44についての情報が、かなり詳しく紹介されます。

44の成り立ち、44の目的、そして、平安管理官の父親がポイントです。

外国人経営者変死事件

2巻の序盤は、お金持ちの外国人経営者変死事件から始まります。

高収入を得ている日本法人の外国人社長、役員が襲撃されていきます。

狙われる人、狙われていない人の基準のシンプルなところも面白いところ。

そして、その襲撃を行っているのが、過去の未解決事件と同一犯、もしくは模倣犯であることがわかります。

過去の未解決事件とは、ブリコ・盛山事件です。

外国人だけでなく、日本のお金持ちの社長も狙われます。

そして、彼の元に脅迫文が送られていました。

そこに書かれています。

わしら くろうもせんで 5億も10億もカネとっとる あほな
二世三世社長どもにおこっとる

・・・十億とっとるガイコク人けいえい者もどうようや・・・

そこから44の成り立ちについての話となります。

44の成り立ち

平安管理官は、元自衛隊から話を聞きます。

将来を嘱望された自衛官がいました。

彼は、退官後傭兵となり、東南アジアの某国の独立を助けたそうです。

ただ、ウワサでは、傭兵は世を忍ぶ仮の姿で、中身は自衛官だと。

自衛隊上層部は、自衛隊法のままでは日本を守れないので、海外で経験を積ませ、後に復帰させようとしていたと。

しかし、彼は復帰せず、暴走した。

同じような存在が自衛隊には多くいた。

彼らは、使命があるものの、家族にも親にも言えず、友人の集まりにも出れない、偽りの人生を送っている。

正式的に壊れた彼らの受け皿となったのが44だと。

そして、元自衛官こそ、ブリコ・盛山事件を起こした主犯だと・・・

さらに、彼は、平安管理官に関係のある人物だと

実際にあった話を無理やりつないでいるのですが、妙に説得力があります。

44の目的

さらに、44の目的が明らかにされます。

冒頭、資本主義の終焉の話が出てきます。

そして、外国人経営者変死事件です。

目的の流れはこうです。

金持ちをやっつける

富が配分されるわけではなく、逆に、一部の金持ちに富が集中する

残った金持ちが権力をもつ

民衆はうっとうしくなる

自分の不満を聞いてくれるリーダーを欲する

一人のリーダーに強大な権力が集中する

独裁者を誕生させる

現実でも、アメリカのトランプや、フィリピンのドゥテルテ、韓国の文大統領などの独裁的も言える大統領がいます。

他国から見れば、なぜという存在です。

ただ、上記の流れを考えれば、妙に納得させられます。
そして、誰がこの指示を出しているかです。

まとめ:44は、日本の未来を占っている?

44の目的は、漫画の中、リチャード・ウーさんの作り話です。

でも、本当の話のように見えてきます。

独裁的なリーダーは誕生していませんが、誕生するまでのステップの前段階にありそうな気もします。

今の世の中が続き、漫画のようなことが起きれば、日本の未来も同じようになるのかもしれませんね。

created by Rinker
日本文芸社
¥682
(2021/07/26 22:27:27時点 Amazon調べ-詳細)